東京都世田谷区にある有限会社佐藤葬祭は 中小企業ですが、YouTubeマーケティングの成功により、業界で存在感を発揮しながら成長し続けています。YouTubeのチャンネル登録者数は9万人以上おり、50万回以上再生された動画も多数あります(2023/1/13現在)。
佐藤葬祭社のように、中小企業もマーケティング戦略次第で大企業が打つ大きな予算をかけた広告宣伝をしなくてもブランディングを強化したり企業の成長を促進したりすることができます。正しいマーケティング戦略を立てて成功をつかむには、まずはマーケティングのトレンドを把握する必要があります。
今回の記事では、中小企業のマーケティング戦略立案に役立つ2023年のトレンドを紹介します。事業規模の拡大や知名度の向上のため、2023年に取り組むべき施策の参考にしてみてください。
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2023年においてもメールマーケティングは重要
時代遅れと見なされることが多いEメールですが、2023年においてもメールマーケティングは大切です。Eメールは広告のように制限を受けずに企業のメッセージを顧客に直接伝えられる優れた媒体で、ブランドの宣伝や顧客ロイヤリティの強化が期待できます。また、中小企業の経営者が業界の専門知識を示し、社会的責任への取り組みを強調できる場である点でも優れています。
さらに、最新のメールマーケティングソフトを利用すれば広告の効果を測定できるので、Webマーケティングを改善するには何が効果的で、何が逆効果になるのかの把握も可能です。
インフルエンサーを積極的に起用すべき
インフルエンサーマーケティングは、ここ数年で中小企業が成功するうえで欠かせない戦略に成長しています。この傾向は2023年も続くと予想されるため、マーケティングの専門家やSNSの専門家、インフルエンサーと連携して、企業の認知度の向上やファンの獲得、コンバージョンの増加に努めましょう。
マイクロインフルエンサーという選択肢も
必ずしもタレントやモデルなどの有名なインフルエンサーに協力を依頼する必要はなく、1万〜10万人のフォロワーがいるマイクロインフルエンサーでもかまいません。マイクロインフルエンサーの場合、ファンは少なくても高いエンゲージメントを期待できるため、投稿に影響力があること自体に変わりはないからです。
また、マイクロインフルエンサーはSNSに関する知識を豊富に持ちつつも、芸能人などの違う世界に住む存在ではなく、自分たちと大きく変わらない「普通の人」としてフォロワーに受け入れられています。そのため、フォロワーがマイクロインフルエンサーの発信した情報を信頼する可能性も高いのです。
SNS上でのライブ配信と縦型ショート動画の有益性
SNS上でのライブ配信は、2023年に人気が上昇すると推測されています。
中小企業がYouTubeやFacebookでライブ配信をすべき最大の理由は、無料で利用できるからです。さらに、これらのプラットフォームを使えばユーザーと直接リアルタイムでのやり取りができ、SNS上で大きな注目を集めるチャンスも作れます。
ライブ配信を実施する場合は、ブランドアンバサダーやインフルエンサーに出演してもらい、テレビの通販番組のように視聴者がリアルタイムで購入できるようにするとよいでしょう。
また、スマートフォンを縦のまま視聴できる縦型ショート動画が2022年に流行しましたが、縦型ショート動画は2023年もデジタルマーケティングにおいて重要な要素であることが予測されています。
Instagramは、ショートムービーの作成・投稿ができる「リール」を2019年にリリースしました。当初は最大15秒の動画しか投稿できませんでしたが、TikTokと競合するため、2022年6月3日に最大90秒へとアップデートしています。
SNSを使った動画は編集の手間も少なく簡単に作成でき、複数のプラットフォームへの投稿も可能です。ぜひ縦型ショート動画を通して、会社の様子やメッセージ、最新の製品情報などを配信してみましょう。
ユーザー生成コンテンツがニューノーマルに
ユーザー生成コンテンツは(User Generated Content「以下、 UGC」)は、企業やブランドとは直接的な関係のない一般ユーザーによって生み出されます。UGCはブランドのファンや顧客に限らず、基本的に誰でも作成可能です。UGC には、たとえば次のようなコンテンツがあります。
UGCコンテンツの例
- 商品比較記事
- 商品開封動画
- ブログでの商品解説
- 商品・サービスのレビュー
- SNSでのコメント
UGC ではブランドのポジティブな側面にスポットライトが当たるだけでなく、ユーザーからの信頼度の向上も期待できます。UCGを最大限活用するには、レビューの書き込みを促進し、SNSでのユーザーとのやり取りを大切にしましょう。
AIチャットボットの利用
AIチャットボットは、特にコロナ禍において中小企業がデジタル・トランスフォーメーションに追従する助けとなってきました。また、通常は人間が対応しなければいけない反復的なタスクを自動化することで、業務効率の改善を担っています。
また、AIチャットボットは、顧客の情報収集にも役立ちます。マーケティング担当者は、AIチャットボットのようなインタラクティブなコミュニケーションツールを使用して、ウェブサイトのトラフィックをモニタリングし、サイトやエンドユーザーの体験向上のために必要なリソースを割り当てられます。
SNSを使ったカスタマーサービス
カスタマーサービスツールとして、企業のSNSアカウントを利用するケースが増えています。特にミレニアル世代(1981年~1996年に生まれた世代)とZ世代(1996年~2015年に生まれた世代)のユーザーは、ダイレクトメッセージ(DM)による企業やマーケティング担当者とのやり取りを好むようです。
加えて、FacebookやInstagramのようなSNSのプラットフォームは、ECショップ機能を拡大しています。2023年は、SNS上での優れたカスタマーサービスの提供がますます重要になるでしょう。
カジュアルなコミュニケーションの文章でユーザーに親しみを持ってもらう
より親しみやすさを感じてもらうため、ユーザーへのメッセージにくだけた表現を採用する企業が増えています。企業のメッセージがフォーマルすぎる場合、「退屈」「不自然」と感じるユーザーもいるためです。2023年は、中小企業も積極的にユーモアのある文章を採用してみるとよいでしょう。
カジュアルな表現やユーモアを取り入れるからといって、必ずしもプロフェッショナルな側面が犠牲になったり、ユーザーに不快感を与えたりするわけではありません。 機知に富んだメッセージは、企業の個性を強調でき、競合他社との差別化にもつながります。
文章の過剰にフォーマルな表現を避けるには、以下のことに気をつけてみてください。
カジュアルなコミュニケーションのコツ
- 感情を表現する(例:!をつける)
- 略語を使用する(例:サブスクリプション⇒サブスク)
- 簡単な単語を使う
- 一文を短くする
- ストーリーを語る
- 質問を投げかける
これらを意識し、無機質で冷たい印象を与えないような文章を作成しましょう。
まとめ
中小企業が知っておくべき2023年のマーケティングトレンドを紹介しました。今年が飛躍の年となるよう、インフルエンサーとの連携やカスタマーサービスへのSNSの導入などを実施してみてください。
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この記事は、Digital Agency Networkに掲載された「Top Small Business Marketing Trends In 2023」を翻訳した内容です。
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